エア・カナダルージュ LCC 関空⇔バンクーバー

バンクーバー離陸

今更ですが、エア・カナダルージュのバンクーバー⇔関空に乗った時のことです。 2016年夏

いつの間にか関空発のバンクーバーが無くなっていたんですね、確か最後に乗ったのは10年近く前。それがエア・カナダのLCCとなって復活したとネットで読んだので、早速どんなものかと乗ってみることにしました。

LCCでおまけに通常のエコノミーより更に狭いとネットで読み、ある程度覚悟はして乗りました。通常のエコノミーとそれほど席の狭さは感じませんでしたが、このエア・カナダルージュのエコノミーには、大変な欠点がありました。

席の幅や足元の広さ、液晶モニターがない、機内食の量が少なすぎる、それらのことはエコノミーなのだから納得済み。一番の問題は、リクライニングの角度。これ、ほぼリクライニング無しと言っても過言ではないでしょう。

壊れているのかと思い、何度もボタンを押したまま強く押してみましたが、やっぱりアレが限界でした。

とにかく、エア・カナダルージュのエコノミー席のリクライニングは、直角に近い。

首が痛くて痛くて、寝れませんでした。

関空バンクーバー往復で、税金すべて込みで確か7万円か8万円位でした。料金設定も予約時で随分変動するようでです。

成田経由でも似たような値段、でも国内乗り換えが面倒。直行便ということを考えれば、リクライニングさえ我慢出来れば、このエア・カナダルージュでも問題はないと思いますが自分はもう無理です。

本当にリクライニングがもう少しあれば、文句なしでした。

機内食は一応2回提供され、味も悪くはなかったです。ただ朝食は、アルミホイルに包んだホットサンド一個だけで、それをボンっと置かれた時は、多少の虚しさは感じました。近くの子供さんの朝食を見ていたら、バナナを一本ゴンっと置かれただけでした。ママ、これだけ?みたいに顔を見上げていた光景が忘れられません。子供の朝食はバナナ一本でした。

ブランケットも薄い枕も、一応無料でついていました。

エンターテイメントは自分でタブレットやスマホを持ち込んで、機内Wi-Fiで映画が観れるようになっています。私は自分のタブレットに、事前にいっぱい動画をDLして乗ったので問題はなかったです。興味のない映画を視るよりも、自分の好きな動画が観れるのであれば問題ないかと思います。Aタイプのコンセントもあったので、充電も問題なく出来ました。

あのリクライニングさえなければ、迷わずルージュに乗るけども・・・・・。

いったいあのリクライニングの角度はどれくらいだったのかを知りたかったので、エア・カナダのサイトを見てみました。見つけてびっくり、わずか7.6センチです。

プリファードシートが15センチあるので、ほぼその半分ですね。

こんなにシートが倒れない長距離路線は、かなりキツイです。

今度は、このエコノミーよりもワンランク上の、プレミアムルージュというクラスを試してみたいと思います。

Updated: 2020年12月31日 — 12:14 PM