（主に2型糖尿病の為のハーブとサプリメント）
多くの人は血糖値の数値を下げようといろいろ試みます。下記にあげているものは、血糖値の数値を下げるのに大いに役立つと思います。いくつかのサプリメントは、動物実験では有効な数値を出しました。しかしながら、まだ人においては限られた証拠しかありません。
サプリメントは糖尿病の代替治療ではありません
シナモン
研究の結果によると、シナモンは血糖値のコントロールを助けます。２０１１年のある研究結果によると、空腹時の血糖値を大いに下げることがわかりました。しかし、一方の研究では、シナモンでは血糖値を下げれないという結果も出ています。
クロム
クロムは必須微量元素の一つで、炭水化物代謝に使われています。低容量はほとんどの人には安全ですが、クロムは血糖値を下げすぎるという危険性もあります。反対に、高容量は腎臓にダメージを与えてしまいます。
ビタミンB1
ビタミンB1はチアミンとしても知られています。多くの糖尿病患者は、チアミンが不足しています。チアミンは糖尿病の合併症に役立つかもしれません。低チ アミンは、心臓病と血管損傷に関係しています。チアミンは水溶性で、必要細胞に入り込むのが困難です。しかし、チアミンの構成要素の一つベンフォチアミン は脂溶性なので、細胞膜に簡単に入り込めます。いくつかの研究では、ベンフォチアミンは糖尿病の合併症を防ぐことができるとしています。しかし一方では、 有効な結果を示していません。
αリノレン酸
Alpha-linolenic acidは強力な抗酸化物質で、いくつかの研究では、酸化ストレスの減少、空腹時血糖値の数値を下げる、インスリン抵抗を下げることがわかっています。し かしながら、もっと多くの研究が必要です。というのは、どこまでALAが血糖値を下げるかがわかっていないからです。低血糖値の危険性があるからです。
苦瓜（ゴーヤ）
苦瓜は、アユルヴェーダ医療に伝統的に使われてきました。動物実験では、糖尿病治療に有望性を示しています。人に対しては、まだ限られたものしかありません。メトホルミンを比べた結果は、苦瓜には少しですが血糖値に対する効果がありました。
緑茶
緑茶には、抗酸化物質のポリフェノールが含まれていていることは有名です。緑茶の主な抗酸化物質は、没食子酸エピガロカテキン（EGCG）としてよく知ら れています。実験の結果では、EGCGは心臓病のリスク軽減、ブドウ糖のコントロールの改善、インスリンの働きの活性化がみとめられています。
レスベラトロール
レスベラトロールは、ワインとブドウに見つかった化学物質です。動物実験で、高血糖を防ぐのに役立っていることがわかりました。同じく動物実験で、酸化ス トレスを減少させることもわかっています。まだ人に関しての情報は少ないですが、サプリメントで取り入れると、糖尿病にはすぐに効果が出ることがわかって います。
マグネシウム
マグネシウムは必須栄養素の一つです。血圧の調整をするのに、マグネシウムは役立っています。同様に、インスリンの感度も調整します。マグネシウムサプリ メントは、糖尿病に効果があります。マグネシウムを多くとるダイエットは、糖尿病になるリスクを減らします。研究で、マグネシウムを多く摂ることは、糖尿 病と低インスリン抵抗に関係がわることがわかっています。